女子プロ野球選手の年俸は、社会人野球の給料より多いのか？

女子プロ野球選手って食べていけるだけの年俸がもらえるのか？プロだから感覚的には社会人野球の給料よりは多いと思うのですが、実際のところどうなのか。「夢あるなぁ」と思える金額だといいのですが...

女子プロ野球のチームは全て「わかさ生活」が運営

現在、女子プロ野球のチームは「京都フローラ」「愛知ディオーネ」「埼玉アストライア」「レイア」の4チームがあり、すべてのチームを目の総合健康企業である「わかさ生活」が運営している。（サプリメントのブルーベリーアイは、個人的によくお世話になってます）

また、チームの運営だけでなく、日本女子プロ野球リーグ自体の運営も行っている。

日本女子プロ野球機構は、2009年8月17日に日本における女子プロ野球リーグ創設の為、わかさ生活を株主として設立されたプロ野球リーグ運営法人。商号は一般社団法人日本女子プロ野球機構。本部は京都府京都市。

「わかさ生活」は、所属する女子プロ野球選手を正社員として雇用する形態をとっているので、年俸といっても一般企業の給与に近い形といえます。

女子プロ野球選手の年俸例は、日本女子プロ野球リーグの公式サイトで公開されていて、誰でも確認することができる。

基本となる年俸が高卒より大卒のほうがよかったり、入団後の所属年数が上がると保証年俸が上がるというところは、一般的な会社員に近い感じです。

当然プロ選手ですから、プレーで実績を出せば評価が上がり、それに応じた手当ても増えることになります。

それでも印象としては、意外と少ないですね。

男子のプロ野球の契約更改では、億越え選手が何十人もいるので、あまりにも差がありすぎるという感じ。

男子と比べるのは間違ってるとは思いますが、せめて「社会人野球の給料よりは断然いい」くらいになってほしいものです。

企業チームの場合は、正社員なのか契約社員なのかによって、もらえる給料が違ってきます。

野球をするという前提で採用されるが、野球だけをするわけではなく、会社の通常業務も行うので、一般の会社員と同じ認識です。

プロ野球選手と同じように年俸制となっていることが多く、野球に専念できるが成績が悪ければ戦力外通告を受ける可能性もある。年俸額の上下が大きい。

社会人野球選手の多くは、企業チームに正社員として所属しているので、一般会社員の給料と同じで、もらえる金額は働いてる会社によって異なるということです。

国税庁が2019年9月末に民間企業で働く人の昨年の平均年収を公表しています。

2018年の平均年収は約441万円、そして女性に限ると293万円です。

こうやって具体的な金額と比較すると女子プロ野球選手の年俸は、社会人野球選手（＝会社員）の給料よりは多いということになりますね。

でも、やっぱりプロ選手としては少ない気がする。

女子プロ野球リーグも4球団も「わかさ生活」1社で運営しているわけですから、普通に考えると収益状況はかなり厳しいはずです。

球団ごとに別の企業が参入していることが望ましい状況で、そうなれば選手へ割り当てられる年俸も上がます。

女子プロ野球リーグも2019年で創設10周年なので、まだまだこれからなのかもしれませんが、早く夢あるスポーツの仲間入りを果たしてほしいものです。