ナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」を履いた選手がマラソン、駅伝の大会で好記録を連発して話題だけど、短距離用のシューズもあるのか気になったので調べてみました。
短距離走のトップアスリートが履いているシューズ
いちばん確実なのは、陸上短距離走で活躍している世界のトップアスリートが、実際に履いているシューズを見てみることですよね。
男子100mの世界ランキング(2019年)
1位 クリスチャン・コールマン(USA)
2位 ノア・ライルス(USA)
2位 ディビネ・オドゥドゥル(NGR)
4位 ジャスティン・ガトリン(USA)
5位 クラボン・ギルスピー(USA)
すぐに顔が思い浮かぶ選手はガトリンだけ…(^_^;)
2017年の世界陸上で35歳という年齢にもかかわらず、ラストランとなるジャマイカのウサイン・ボルトに勝っての金メダルでしたので、やっぱり印象に残っていますね。
#EXCLUSIVE: Justin Gatlin, the world 100m champion, embroiled in new doping scandal after @Telegraph investigationhttps://t.co/of1QD3I0Zb pic.twitter.com/a776r2LxHr
— The Telegraph (@Telegraph) December 18, 2017
ガトリンはオリンピックでも、アテネオリンピック(2004年)の男子100mで「金」、ロンドンオリンピック(2012年)の男子100mで「銅」、 リオデジャネイロオリンピック(2016年)の男子100mで「銀」を獲得。
直近では2019年の世界陸上で銀メダルを獲得していますので、まだまだ実力は上位です。
そのジャスティン・ガトリンが履いているシューズは、ナイキ(NIKE)の「ズーム スーパーフライ エリート」です。
出典:毎日新聞
2019年の世界陸上で銀メダルのガトリンに競り勝ち、金メダルとなったのが世界ランキングで1位のクリスチャン・コールマン。
What a week for #TeamUSA highlighted by an OUTSTANDING performance by @usatf's @__coleman 🙌
— Team USA (@TeamUSA) July 2, 2019
For more: https://t.co/QoLawF59Wl pic.twitter.com/2uHQiwc87o
コールマンもナイキ(NIKE)の「ズーム スーパーフライ エリート」を使用しています。
出典:毎日新聞
男子100mが9秒台の日本3選手
桐生祥秀(9秒98)
出典:毎日新聞
桐生選手が履いているシューズはアシックス(ASICS)のJET SPRINT(ジェットスプリント)。京都の洛南高校時代から使用しているメーカーで、9秒台を記録したときの2017年モデルは極限まで軽量化され、片足の重量が約120gしかないとのこと。
サニブラウン・アブデル・ハキーム(9秒97)
#陸上 の日本選手権の #男子100メートル 決勝は #サニブラウン ・ハキームが10秒02の大会新記録で2年ぶり2回目の優勝を果たしました。
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) June 28, 2019
写真特集→https://t.co/Vsz336ooLw pic.twitter.com/wr58myGBDJ
2019年の全米学生選手権で日本新記録となる9秒97をマークし、男子100mの日本記録保持者。
その大会で履いていたシューズは、ナイキの「ズーム スーパーフライ エリート」です。
ただ、サニブラウン選手は2019年11月にプロ転向を表明し、プーマ社とスポンサー契約を結んだので、今後はプーマのシューズを履くことになりますね。
小池祐貴(9秒98)
#陸上 の #ダイヤモンドリーグ の #男子100メートル 決勝で #小池祐貴 は日本歴代2位の9秒98で4位になり、日本人3人目の #9秒台 をマークしました。 #桐生祥秀 は10秒13で7位でした(撮影・小沢亮介)https://t.co/2SBpBEMBfy #小池 #桐生 pic.twitter.com/iWRaOxi8u0
— 共同通信写真部 (@kyodo_photo) July 20, 2019
運動会の徒競走でいつも2番の娘に履かせたら、1番になるかなとも思ったのですがソールに使用しているプレートの硬さゆえに中学生以下には不向きみたいです。
そもそも運動シューズと違い、競技用の陸上スパイクですから、危なくて子どもには履かせられませんね。
アシックスの秘密兵器「ピンなし」スパイク
地面を「点」ではなく、「線」で捉えることでグリップ力が増し、より推進力を得られるらしい。
また、ピンがないことで軽量化も実現できるとのこと。
桐生祥秀も練習では試作品を履いているようなので、東京オリンピックでの活躍に期待したいですね。