ラグビーで世界ランキングの順位が頻繁に変わっているけど、決め方のルールはどうなっているのか?
今まで、ラグビーの試合すらまともに見たことがなかったので、世界ランクを気にしたこともありませんでした。でも、ワールドカップ2019がアジア初の開催となる日本大会ということで、さすがの大盛り上がり。テレビなどでも多く取り上げられるので、必然的にラグビーに興味が沸いてきました。
そこで一つの疑問として、世界ランキングの順位が短期間のうちに変わるので、どうしてなのか調べてみました。
ワールドラグビーが毎週発表している
ラグビーの世界ランキングは、国際統括団体であるワールドラグビーが毎週更新している。
ラグビーW杯2019 直後の世界ランク
1位 南アフリカ 94.19
2位 ニュージーランド 92.11
3位 イングランド 88.82
4位 ウェールズ 85.02
5位 アイルランド 84.45
8位 日本 79.28
ラグビーW杯2019 直前の世界ランク
1位 アイルランド 89.47
2位 ニュージーランド 89.40
3位 イングランド 88.13
4位 南アフリカ 87.34
5位 ウェールズ 87.32
10位 日本 76.70
日本は2019年10月19日に過去最高を更新する世界ランキング6位になっています。このときは、日本代表が1次リーグを4戦全勝で1位突破した後のランキングで、やはり負けがなかったということで順位がグングン上昇していきました。
毎週更新されているわけだから、世界ランキングが頻繁に変わるのはわかった。でも、そもそも順位は1週間やそこらで、そんなに変動がない気がするけど......
ポイント制で順位を決めている
ラグビーの世界ランキングは、ポイントが高い順から上位にランクされる。そのポイントは「ポイント・エクスチェンジ」という方式を使って算出されています。
簡単にいうと、勝ったチームが負けたチームからポイントを奪うシステムです。
ポイントが変動する試合は、ワールドカップなどの国際大会、国どうしの試合、テストマッチなどで、試合がないときは変動しません。
ですので、ワールドカップは開催期間が長く、1週間のうちに何試合も行われるので、短期間のうちに順位がめまぐるしく変わることが起こるのです。
ポイント算出は誰でも計算できる
ポイント算出方法である「ポイント・エクスチェンジ」という方式は、勝ったチームが負けたチームからポイントを奪うので基本は、
勝ち +1 ポイント
負け -1 ポイント
※引き分けは変動なし
ただし、これは対戦する両国のポイントが同じ場合であって、実際には対戦する両国のポイントが同じということはないでしょう。では、ほとんどのケースである、対戦する両国にポイント差がある場合の算出方法は?
この場合は、ちょっとややこしくなります。
こちらのサイトが詳しく説明してあるので、参照してみてください。
https://goto2019.com/rugby-world-ranking/
さすがにポイント算出方法までは覚えるつもりはなく、ラグビーの世界ランキングは毎週更新されているわけですし、私はワールドラグビー (World Rugby)や J SPORTS(ジェイ・スポーツ)の公式サイトで確認します。