サッカー日本代表の公式サプライヤーを務めるadidas(アディダス)が、2019年11月6日に東京オリンピック2020でも着用が予定されている新しいデザインの公式ユニフォームを記者会見で発表しました。
アディダス公式オンラインストアでは、ホームユニフォームと合わせて、ショーツ、ソックスも販売が開始されています。
新ユニフォームのデザインに賛否両論の声
アディダスの担当者によると、サッカー日本代表2020ユニフォームのコンセプトは「日本晴れ」で、浮世絵から着想を得た「空」をイメージしたデザインになっており、
ユニフォームの前面は「それぞれの地点の人々が見てきた空が一つになっていくさま」が、後面は「ひとつになった空が向かっていく最高の青空」が表現されている
と説明した。
新しいデザインについて、一部のサッカーファンからは「迷彩柄はファッションとしてはいいが、代表ユニフォームとしてふさわしくない」「センスがない」など批判的な声も上がっているいっぽう、海外のサッカーメディアでは「こんなのは観たことがない!」「アディダスは今まで見たことのないような、最高のシャツを造り上げた」と日本の空をテーマにしたサムライブルーの新ユニフォームを評価した。
好みは人によって分かれるので、斬新なデザインで万人受けするものをつくるのは正直むつかしいと思う。
賛否両論の声があるが、現日本代表や元日本代表の選手、森保一監督は「かっこいい」「テンションが上がる」「斬新なデザインだ」と総じて好評のコメントをしており、実際にプレーする選手らが気に入っているのであれば、それが一番良いのではないでしょうか。
サッカー日本代表のユニフォームは、2~3年ごとにリニューアルされているので、今回の様々な意見も考慮してまた良い商品を開発してくれることでしょう。
なお、新ユニフォームは男子・女子とも共通のデザインで、なでしこジャパンの南アフリカ戦以降、すべての代表戦で着用する予定。もちろん東京オリンピック2020でも着用する。
なでしこジャパン、南アフリカ女子代表に2-0に勝利!~MS&ADカップ2019(11/10) #jfa #daihyo #nadeshiko https://t.co/Q1LQ2sceHW
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) November 10, 2019
選手用、レプリカともにオンラインストアで購入可能
サッカー日本代表2020ユニフォームは、店舗以外に以下のオンラインショップでも購入することができます。
ユニフォームの種類
サッカーの公式ユニフォームには通称オーセンと呼ばれている「オーセンティック」と「レプリカ」の2種類がある。
▼ オーセンティック(選手着用モデル)
実際に選手が着用しているものと同じ仕様のユニフォーム。インナー付きで生地が薄いため軽く、ぴったりとしたフィット感などパフォーマンスを高めるために機能性を重視したモデルです。
デメリットとして、繰り返し使用するには耐久性が低いのと、価格が高いところ。
▼ レプリカ(サポーター観戦用)
オーセンティックとは素材や縫製などが異なり、日常的に繰り返して使用できるように耐久性が高い仕様となっています。
インナーは付いていないが、ゆとりがあって着脱しやすいデザインです。価格はオーセンティックよりも安い。
▼ コンフィットシャツ(非正規品)
公式ユニフォームではないが、もっとも価格が安く、お手軽なモデル。ユニフォームを模した、いわゆるTシャツです。
レプリカでも結構いいお値段なので、そこまでの必要はないという人向け。
非正規品を「レプリカ」と称して販売している場合もありますので、購入の際は注意が必要です。